盛り上がっているオリンピックですが、いろいろな1番の決め方があることに気がつきました。今日は期待の
井上康生が負けてしまいましたが、1度負けても敗者復活戦がありそこで勝ち進むと銅メダルが取れます。勿論ずっと勝ち続けて準決勝で負けた者同士での3位決定戦に勝っても銅メダルです。だから柔道では銅メダルが2つあるのですけれども何だか腑に落ちない感じです。理屈では1度負けただけなので同じとも言えますが、うろ覚えの知識では予選の初戦で負けた者は敗者復活戦には出場出来なかったとはずですのであまり公平とも言えないと思います。
他の競技を見ると、例えば野球やソフトボールは総当たりの予選を行ってその順位により私には変則的と思われる決勝トーナメントが行われますし、サッカーなどは予選をブロックごとに行いその後は一般的なトーナメントです。このように競技によって形式が異なるのですけれども、これはどうやって決められたものなのでしょう? 先日宿敵キューバに勝って喜んだ翌日にオーストラリアに負けた野球のように、このような形式だと1度くらい負けても1番(金メダル)になれる可能性も充分にあります。
マラソンならば全員同時に競えるので一番公平と言えるのかも知れません。水泳ならば一度に8人まで競えます。競技によって異なるのはある程度は仕方がないことなのでしょうが、例えば柔道やサッカーの予選を総当たり戦にすると見る方には楽しみが増えそうです。しかし競技者には体力的に厳しくなり難しいのでしょうか?
そう考えると本当の意味での1番は、夏の高校野球の優勝チームなのかも知れません。地方大会から文字通りのトーナメント戦で1度でも負けたらばおしまい。しかし、今日で
横浜高校の今年の夏は終わりました。