原油高により
コクヨは
コピー用紙などの値上げを発表しました。コピー用紙は10月から、ファイルなど一部の文具類は来年1月から平均8%の値上げとなるようです。
ただしコクヨも全商品ではなく、コピー用紙の他には伝票類、ファイル、バインダー、アルバムなど1800品目あまりで、学生が主な用途であるノートについては値上げをしないとのこと。
確かに今月に入ってからガソリン代が高騰し、ハイオクだと1リットル150円中ほどの値段が相場となっていることを考えますと、他の原油関連商品の値上げも致し方ないともいえるのでしょうが、それにしても企業においてはペーパーレス化が進んでいるとは言えまだまだコピーやプリンタでの印刷に比重は高いと思いますので、企業経営には負担となるでしょう。
今後は直接ガソリンを使う運輸業を先頭に、多くの業種で「企業努力での吸収は限界」として必要な値上げが予想されますので、既にコピーミスをした用紙の裏紙使用などは多くの企業で行っているとは思いますけれども、地球環境のことも踏まえたエコ問題と共に、今の原油高対策についても本腰を入れて対応していなかなくてはなりそうです。