込江保次税理士事務所■横浜市栄区・JR大船駅

2007年01月の記事

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2007年1月27日(土) 17:10

国税庁の確定申告書等作成コーナー

一昨年も書かせてもらいましたけれども、当事務所で所得税の確定申告書の作成用に使用しているプログラムは毎年2月にならないと新しい税法(今年であれば平成18年分)に対応したものが発売になりません。
しかし関与先の社長などで医療費の還付申告がある方などからは、毎年年明けと共に領収書などの必要な書類をご用意くださいますし、実際1月4日より税務署でも還付申告の提出は受け付けておりますので、あまりにも遅い発売は毎年困っております。

今年も今月末が提出期限の法定調書の提出の際に一緒に還付申告分の確定申告書の提出をしてしまおうと思い、国税庁の確定申告書作成コーナーを利用することにしました。
こちらのプログラムは逆に毎年しっかりとしたものに成長しているようで、当初のようにアクセスが集中して固まってしまうようなこともなく、勿論今大宣伝をしております電子申告にも対応しております。入力や印刷のインターフェイスもわかりやすくなっておりますからご自分の確定申告だけを行うのであればこれで充分だと思います。

ただしブラウザはIE(Internet Explorer)でないとうまく動いてくれないようです。私は通常ブラウザにはFirefoxを使っておりまして、それ以外にOperaも愛用しております。そしてどうしてもIEでないと動作しないサイトの時にはセキュリティなどに不安を感じつつもIEを使うことにしているのですが、今回はちょうどそんな状況でした。
原因は新しいページを開く際のポップアップがうまくいってないようでしたし、確かに同ページにも
当コーナーは、情報保護の面から、SSL(Secure Sockets Layer)技術による暗号化等の必要な措置を講じています。ご利用のブラウザがSSLに対応していることをご確認ください。 また当コーナーは、ポップアップ機能を使用しています。ブラウザ等でポップアップ機能を停止している方は、設定を変更してください。
との注意書きがありましたので、一応ポップアップ機能の制限を解除してアクセスしたつもりなのですが残念です。

肝心の申告書作成の方は下書きをしていたこともあり、単純に指定項目に必要事項を入力していくだけでしたので数分で終了しました。
また今回の確定申告のために昨年末に購入したカラーレーザープリンタで印刷したところ、こちらも実にキレイで非常に満足しております。

ちなみにこのプリンタはLAN接続できるようになっているのですが、ウイルス対策ソフトのファイヤーウォールではじかれてしまいドライバのインストールはかなり手こずりました。
結論としては、安いウイルス対策ソフトでは細かい設定などが上手くできないようでして、このプリンタを使いやすくするために主なPCのウイルス防止ソフトをすべてカスペルスキーに乗せ替えてしましました。これですと単にインストールしただけでキチンと動作してくれますので非常に快適です。
とすべての処理が終わるのを待っていたかのように、ちょうど今確定申告用のプログラムが届きました。いよいよ今年も本格的な確定申告の季節が到来です。
来週はもう2月。栄区役所他で東京地方税理士会による無料相談会が予定されておりますので、ご利用ください。

written by 込江 [所得税法] [この記事のURL] [コメントを書く(0)]

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2007年1月24日(水) 13:05

アクセスカウンタと実アクセス数、そしてVISTA

関与先様からWebサイト(ホームページ)での営業方法についてのご相談を受け、その後久しぶりに自分のサイトアクセスログを解析しました。
きちんとアクセスログを解析する習慣がない経営者は、サイトを事務所の唯一の看板として広告宣伝用にも使うことなど失格ですし、ましてや関与先様からのそのようなご相談に乗ること自体論外なのですけれども、それはこの際置いておいてください。

私のサイトを例にしますと、トップページ(http://www.komie.com)の訪問者数に応じてトップページに表示させているアクセスカウンタの数字が増えるように設定しています。
しかし私のサイトへ訪問する方法はトップページからだけでなく、例えば「法定調書合計表 込江」と検索をしていただければお分かりの通り、その内容が記載されているページ(この場合は<年末調整について>)に直接訪問していただけるようにもなっております。
ですから実際の訪問者数はアクセスカウンタの数と一致していないどころか、その何倍、何10倍もになります(ちなみに昨日の総訪問者数(ヒット数)は1983件でした)

そして当然アクセス数が多ければ、即ち訪問者数が多い方が、そのサイトの内容をより多くの人に知ってもらえることになりますので、結果としてそのサイトでの商品販売数が増えたりその会社の情報が広く世の中に伝わる可能性があります。
しかしサイトの運営管理者の意図とサイトの訪問者の意図が常に一致しているとは限りません。例えば私のサイトの場合ですと、勿論税務関係や会社の経営について、またコンピュータやインターネットについての情報が中心となっているつもりなのですけれども、そして地元大船の情報もありますが、1日で一番多い訪問キーワードが「紙ホチキス」だったり「大船 とんかつ」だったりすることがあります。(笑)
そのためWebサイトを商品の販売や会社の営業に利用する場合には、このようなインターネットの特徴や癖も考慮しつつ、その即時性を活かすためにも細まめにサイトに手を加えることが大切ですし、それらの結果として望むような効果を得られるようになってきますので1度だけで済むことはありません。
これはマーケティングでよく言われている「PLAN」→「Do」→「See」の繰り返しです。
即ち、「何かを意図する」→「それに沿ったサイトを作成する」→「その結果を確認する」。そしてその結果が意図した通りでなければ原因を究明して求める結果となるようにまた繰り返す。
この繰り返しを可能とするのは、即時性と共に自分で行うことで費用を掛けないで行うことができるからです。これが中小企業がサイトを利用する大きな理由なのだろうと思います。手間は掛かるかも知れませんけれどもノウハウを社内に蓄積すると言う点でも、できるだけご自身の手を使っていろいろと試してみてはいかがでしょうか?

拙事務所の主業務は法人の決算や確定申告を含めた税務ですけれども、インターネットも含めたコンピュータの効果的な利用法や環境設定など広い意味での会社経営のお手伝いもさせていただいております。
そのためにも私自身はいろいろなOSやアプリケーションソフト、周辺機器なども実際に使って試しておりますし、気が付いたことなどはこれからも随時このサイトにまとめていくつもりでおります。
そういえばもう来週火曜日にはWINDOWSの新しいOS「VISTA」が発売になります。かなりのハイスペックであり、単にメールやブラウズする程度ならば「XP」でも充分との話も聞こえてきていますが、世の流れとしてはどうなるのでしょう?そもそもVISTAだけでも4つも種類があるようですので、その中からどれが自分にとって一番合ったものかを決めるのも難しそうです。
主力機がまだ「2000」でありそういう点では保守的な私は、これまでの実績からも当初はいろいろな不具合もあるだろうと思いますので、しばらく傍観者でいるつもりです。

written by 込江 [コンピュータ・IT] [この記事のURL] [コメントを書く(0)]

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2007年1月22日(月) 10:01

平成18年分確定申告の注意点

週末に戸塚税務署から所得税の確定申告書用紙が、栄区役所から国民健康保険料年間納付額のお知らせが届きました。いよいよ確定申告が始まると言う気分が高まります。
そこで今年(平成18年分)の確定申告の注意点などをまとめてみます。

定率減税額の引下げ
これまでの半分の所得税額の10%相当額(最大125,000円)となります
寄附金控除の拡大
適用下限額が5,000円に引下げられました
すなわち5,000円を超える分寄附金について合計所得金額から控除することができます
給与の源泉徴収票の電子交付
今年1月1日以後に交付されます給与の源泉徴収票などについて、電磁的方法によることができるようになりましたけれども、確定申告書に添付する源泉徴収票は電子交付されたものでは認められませんのでご注意ください
振替納税の振替日
振替納税を利用しますと所得税の納期限は3月15日ではなく、今年は4月20日(金)となります
閉庁日における確定申告の相談等の実施
2月18日(日)と2月25日(日)は日曜日ですけれども、一部の税務署は確定申告の相談及び申告書の受付を行います
神奈川県内の税務署はすべてですけれども、その他の都道府県については国税庁のサイトでご確認ください


また年末調整を済まされた方が医療費控除や住宅取得控除などを受け還付申告となる場合には、本来の提出先であるお住いの地域の所轄税務署だけではなく、次の場所でも申告をすることができますので、ご利用ください。

会場期間時間
JR東京駅
「動輪の広場」
平成19年2月5日(月)
 〜2月16日(金)
午前10時
 〜午後6時
新宿駅西口広場
イベントコーナー
平成19年2月20日(火)
 〜2月23日(金)
午前10時
 〜午後6時
かながわ県民センター
2階「ホール」
平成19年2月14(水)午前10時
 〜午後4時
かながわ県民センター
3階「会議室」
平成19年2月8日(木)、
 9日(金)、15日(木)
午前10時
 〜午後4時

written by 込江 [所得税法] [この記事のURL] [コメントを書く(0)]

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2007年1月20日(土) 12:38

政府管掌の社会保険に加入しました

昨日は朝から終日東京での打合せを梯子していて夜事務所に帰って来たのですが、横浜西社会保険事務所から大きな封筒が届いていました。
開けてみると「適用通知書」があり1月12日付けで拙事務所は政府管掌の社会保険に加入した事業所として認められました。

とは言いましても、事業主である私自身は相変わらず国民健康保険と国民年金で、従業員である職員1名だけが社会保険に加入しているという、私から見れば不公平とも言える加入方法になってしまうのは、個人事業の場合の特徴です。
要は事業主は毎月決まった給与と言うものが無いので、給与に対して一定率を乗じて求めている社会保険料額を算出することができない現行制度では、個人事業主は社会保険に加入することができない、と言うことなのでしょう。

ところで今回の加入について、初めて知ったことが3つありました。
1.郵送による手続き
加入したい旨を横浜西社会保険事務所に電話したところ、必要書類を翌日到着で郵送してくれましたので、それらに記入し他に住民票などを添付して郵送で申請できました。
郵送でのやり取りだけで済むというのは、何かと雑務に追われる事業主には助かりました。
2.任意包括被保険者認可申請書・同意書
社会保険事務所の説明によれば、個人事業所で5人未満の事業所とサービス業種などの場合は社会保険の加入義務が無いそうでして、それを敢えて加入する場合には加入する従業員全員にその旨の了承を得たことを証する同意書を提出しなければならないそうです。
これまで関与先様が社会保険に加入する手続きを拝見してきた内でも見たことがありませんでした。
3.適用年月日
法人の場合には申請をした日ではなく適用日を指定できるようなのですけれども、個人事業の場合は申請日(郵送にて申請した場合にはその到着日)が基本的には適用の年月日となるそうです。
しかし社会保険料は同じ月ではいずれか1回しか支払いませんので、結局拙事務所の職員は今月から拙事務所の社会保険料を支払うと言う意味では法人の場合と同じことになります。


と言うことで、今月といいますか今年から拙事務所は社会保険加入事業所となりました。
だからと言って対外的には何も変わりはありませんけれども、これにより多分拙事務所の職員のモチベーションがさらに高まってくれたのではないかと事業主としては期待しておりますので、既に資料が届き始めているこの確定申告期を軽快に乗り切り、関与先様にこれまで以上に充実した経営のお手伝いができるようになれればと思っております。

written by 込江 [大船周辺の出来事] [この記事のURL] [コメントを書く(0)]

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2007年1月17日(水) 10:12

もう12年経ちました□阪神・淡路大震災

日本映画の興行収入がが昨年は久しぶりに洋画を上回ったとのことですが、見てはいないのですがその興行収入にも大いに貢献したのでしょう映画化された小松左京の「日本沈没 上・下」の原作を年末に古本屋で見かけたので読んでみました。
専門的な科学知識も書かれておりますけれども、政治や世情なども含めた生き方についての描写が多く、日本とは?日本人とは?など、考えさせられれること、身につまされること、参考になることなどありました。
書かれた時代(昭和48年)を考えると今と何も変わっていないようにも感じましたけれども、もしかするとそれこそが一番の問題なのではないか?などと思いました。

その古本屋は1冊79円の本を3冊買うと190円になるので、せっかくならばもう1冊と貧乏根性丸出しで探して分厚い1冊(652ページ)を発見しました。
何年かに1度は今でも見たくなって見直している映画「2001年:宇宙の旅」の原作者であるアーサー・C. クラークの作品で「マグニチュード10」。やはり大地震がテーマと言うのは何かの偶然だったのでしょうか。

多分それまでも少しは下地があったのでしょうけれども、日本や地球のことを考えるようになり、プチエコロジストに目覚めたきっかけとなったとなった阪神・淡路大震災から今日で12年が経ちました。
今朝は未明からラジオを聞いておりましたけれども、生憎の雨も追い打ちを掛けて、こんな寒い夜明け前の空に身体ひとつで投げ出されたらと考えただけで、被災された方々の大変さを多少なりとも思い、改めて6,436名のご冥福をお祈りします。午前5時46分黙祷。

written by 込江 [大船周辺の出来事] [この記事のURL] [コメントを書く(0)]

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