日本映画の興行収入がが昨年は久しぶりに洋画を上回ったとのことですが、見てはいないのですがその興行収入にも大いに貢献したのでしょう映画化された
小松左京の「
日本沈没 上・下」の原作を年末に古本屋で見かけたので読んでみました。
専門的な科学知識も書かれておりますけれども、政治や世情なども含めた生き方についての描写が多く、日本とは?日本人とは?など、考えさせられれること、身につまされること、参考になることなどありました。
書かれた時代(昭和48年)を考えると今と何も変わっていないようにも感じましたけれども、もしかするとそれこそが一番の問題なのではないか?などと思いました。
その古本屋は1冊79円の本を3冊買うと190円になるので、せっかくならばもう1冊と貧乏根性丸出しで探して分厚い1冊(652ページ)を発見しました。
何年かに1度は今でも見たくなって見直している映画「
2001年:宇宙の旅」の原作者である
アーサー・C. クラークの作品で「
マグニチュード10」。やはり大地震がテーマと言うのは何かの偶然だったのでしょうか。
多分それまでも少しは下地があったのでしょうけれども、日本や地球のことを考えるようになり、プチエコロジストに目覚めたきっかけとなったとなった
阪神・淡路大震災から今日で12年が経ちました。
今朝は未明からラジオを聞いておりましたけれども、生憎の雨も追い打ちを掛けて、こんな寒い夜明け前の空に身体ひとつで投げ出されたらと考えただけで、被災された方々の大変さを多少なりとも思い、改めて6,436名のご冥福をお祈りします。午前5時46分黙祷。