関与先様が研究開発用として購入されたというDVDを貸してくださいましたので、週末にみておりました。
「
ミジンコ 静かなる宇宙(MIJINKO,A Silent Microcosm)」というものですが、驚いたのはジャズサックスの奏者である
坂田明によるものだということです。聞いてみますと彼はミジンコ研究家でもあるようです。その彼が激しい演奏とは異なり、淡々と真剣にミジンコの講座を進めています。
学生の頃の生物の授業を受けているような、NHK教育のテレビ番組でもみているような、そんな感じです。ミジンコの映像が非常にキレイで(関与先様の目的はまさにここにあるのですが)、思わず見入ってしまいました。そしてBGMは当然のようになジャズで、それも妙に合っておりよかったです。
出産とか脱皮とかの現象もしっかりと収められていて、解説を含めて本当に勉強になりましたし、「ミジンコが我々人類の生命を支えている」とは考えたこともありませんでしたけれども、確かにそうだなぁと思いました。
あんなに小さい身体の中に生きていくためのいろいろな工夫が詰まっているというのは、同じ生物として感慨深いものがありました。全編で1時間程度の内容なのですけれども、見終わった後に自分でも顕微鏡でミジンコを見てみたくなってしまいました。生命の不思議です。