6日に磯子区の新日本石油精製根岸精油所へ、小麦を原料としたバイオ燃料「
ETBE」7800キロリットルがフランスから到着しました。
これをガソリンと混ぜて混合率3%のバイオガソリンとして、27日から東京、神奈川、千葉、埼玉の50ヶ所のガソリンスタンドでレギュラーガソリンの代わりに再来年平成21年3月まで試用販売を行うそうです。
どこのガソリンスタンドで扱うのか調べてみたのですが、調べ方が良くないのか試用販売だから公開しないのか、残念ながら見つけることはできませんでした。新日本石油で混合するのだから、試用販売をするのもENEOSのガソリンスタンド?と考えるのは少し短絡的でしょうか?
バイオエタノールの輸入価格は、ガソリンよりも1リットル当たりで30〜40円も高いそうです。試用期間中は元売り側でその分を負担し通常のレギュラーガソリンと同価格で販売するようですが、その後は各社の判断とのことです。
二酸化炭素の排出量削減で地球に優しいとの謳い文句も、輸送のタンカーの燃料はどうなんだろうか?などと考えると釈然としない部分もあります。
既に
宮古島では政府の補助でバイオ燃料の試験が行われておりますので、さとうきびが取れる沖縄などでバイオエタノールを自国生産をすることができると良いですね。そうすれば、砂糖市場の影響も少なくなると思いますし、輸送費などの負担も減るので販売価格もレギュラーガソリンに近い価格にならないでしょうか。