小規模企業共済制度とは、個人事業主や小規模企業の会社等の役員が、事業を廃止した場合や役員を退職した場合などに、退職金代わりにそれまで積み立てた掛金を受け取れる制度です。
民間ではなく国がつくった退職金制度としての安心感と、掛金の全額を所得控除として毎年の確定申告や年末調整の際に控除することができること、この2つが特徴です。
関与先様には節税対策も兼ねてご加入をお薦めしております。
手続きにはご本人の個人口座から毎月の引落しとなるために、個人口座のある金融機関の窓口へ行かれるように説明をしてまいりました。
ところが本日別件で
横浜商工会議所戸塚支部よりお電話をいただいた際にお伺いしたところでは、商工会議所もこの
小規模企業共済制度の窓口になっているそうです。
そして加入内容に変更などがある場合には銀行窓口へ依頼をしますと反映されるまでに時間が掛かることもあるのですが、商工会議所ではこの辺りの処理を速やかに対応してもらえるそうです。
またそれ以外にも
マル経融資と呼ばれる小企業等経営改善資金融資では、借入先である
国民生活金融公庫に対して、経営指導を通じて紹介をしていただくことができますので、無担保無保証人で信用保証協会の保証も不要などの有利な条件での借入れの相談なども受けてくれます。
多くの経営者は商工会議所と関係する機会も少ないようですけれども、実はいろいろな経営のチャンスが待っている場所ですので、機会を作って宝探しに出かけてみるのも良いのではないでしょうか?
経営に関するカテゴリを新たに設けました。
これからは税務と共に経営に関する情報もこのブログで積極的に書き込んでいきたいと思いますので、ご活用いただければ幸いです。