美術に疎い私ですけれども、お気に入りの画家が2人います。
1人はキューバ人のチョコこと
エドワルド・ロカで、コラグラフ版画と言う技法による作品を作っています。
15年ほど前に目黒区民会館で偶然見たのですが、何故かわからずとても惹かれて以来機会があるごとに見に行っています。
もう1人は日本画家で100歳を越えて現役の
片岡球子先生です。
横浜美術館で見たのが最初だったと思いますけれども、その後も横浜や東京で展覧会をやっていると聞くと必ず行きましたし、大きな書店などで版画の販売をしていると必ず覗いておりました。
100歳を記念して開かれた3年前の
県立近代美術館葉山での展覧会では、全館が球子先生の作品で展示しつくされていたことで、大いに感激したことが記憶に新しいです。
そして今日の朝刊で球子先生の訃報を知りました。103歳でした。
年末に風邪をこじらせて入院をされていたようで、16日夜に急性心不全で亡くなられたそうです。ご冥福をお祈りいたします。
多分本当に最後の最後まで現役画家だったのでしょう。私などあと60年頑張らなければなりませんので、本当に素晴らしい生き方だと思います。
大好きな山(富士山)のポストカードを手元に置いて、今日も元気を貰って頑張ります。