去年下半期分の源泉所得税の納付をするために、久しぶりに電子申告ソフトを使いました。
今回は年末調整の還付額が多く、実質的には納税額が発生しないいわゆる「0円納付」ですので、そのことを報告するための納付書を作成し提出する作業になります。
基本的な作業手順は平成19年6月28日のエントリ「
電子申告(e-TAX)への道(電子納税編)」の通りですので、自分でもそれを参考にしながら処理をしました。
11個のプログラムでバージョンアップがあったようで、電子申告ソフトの起動時に10分ほど掛かりました。
使わない時でもたまにアクセスをして、バージョンアップの確認をした方が、いざと言うときに待たずに済むので便利のようです。
待つのがイヤだったので今回は手を抜きましたけれども、バージョンアップの後にはコンピュータの再起動をするのが王道です。
たまたま影響がなかった申告処理やバージョンアップだったからなのか、それとも技術革新によるものかはわかりませんけれども、再起動をしないで無事手続きを完了することができました。
よい子のみなさんは決してマネをしないで、必ず再起動をしてください。
「8.帳票一覧」の処理の中で、納付書に必要事項を記入していくことになります。
この作業自体は納付額がある場合と同様ですが、今回は「年末調整による超過税額」が多く「本税」がマイナスとなります。
「摘要」の欄にそのマイナスの金額を、「年末調整控除未済額 xx,xxx円」と記載して、次回以後の納付へ繰り越す金額を記載しておくことをお薦めします。
ここで[作業完了]をクリックをしますと、
- 値が範囲外です
と警告されますので、自動計算項目である「本税」に「0」を上書き入力をして再度[作業完了]をクリックしますと、
- 計算結果が正しくありません
- 自動計算欄の値が変更されています。修正しますか?
と更に警告されますので、[いいえ]をクリックしてください。
最後に[保存]をして、できれば保存用に[印刷]をしてから、[作業完了]をして次へ進んでください。
この作業では送信には電子署名は不要ですので、暗証番号を入力すれば完了です。
この際に表示される「即時通知結果表示」も、[印刷]をして手元に保存をしておくのが良いと思います。