込江保次税理士事務所■横浜市栄区・鎌倉市大船

2007年1月24日(水) 13:05

アクセスカウンタと実アクセス数、そしてVISTA

関与先様からWebサイト(ホームページ)での営業方法についてのご相談を受け、その後久しぶりに自分のサイトアクセスログを解析しました。
きちんとアクセスログを解析する習慣がない経営者は、サイトを事務所の唯一の看板として広告宣伝用にも使うことなど失格ですし、ましてや関与先様からのそのようなご相談に乗ること自体論外なのですけれども、それはこの際置いておいてください。

私のサイトを例にしますと、トップページ(http://www.komie.com)の訪問者数に応じてトップページに表示させているアクセスカウンタの数字が増えるように設定しています。
しかし私のサイトへ訪問する方法はトップページからだけでなく、例えば「法定調書合計表 込江」と検索をしていただければお分かりの通り、その内容が記載されているページ(この場合は<年末調整について>)に直接訪問していただけるようにもなっております。
ですから実際の訪問者数はアクセスカウンタの数と一致していないどころか、その何倍、何10倍もになります(ちなみに昨日の総訪問者数(ヒット数)は1983件でした)

そして当然アクセス数が多ければ、即ち訪問者数が多い方が、そのサイトの内容をより多くの人に知ってもらえることになりますので、結果としてそのサイトでの商品販売数が増えたりその会社の情報が広く世の中に伝わる可能性があります。
しかしサイトの運営管理者の意図とサイトの訪問者の意図が常に一致しているとは限りません。例えば私のサイトの場合ですと、勿論税務関係や会社の経営について、またコンピュータやインターネットについての情報が中心となっているつもりなのですけれども、そして地元大船の情報もありますが、1日で一番多い訪問キーワードが「紙ホチキス」だったり「大船 とんかつ」だったりすることがあります。(笑)
そのためWebサイトを商品の販売や会社の営業に利用する場合には、このようなインターネットの特徴や癖も考慮しつつ、その即時性を活かすためにも細まめにサイトに手を加えることが大切ですし、それらの結果として望むような効果を得られるようになってきますので1度だけで済むことはありません。
これはマーケティングでよく言われている「PLAN」→「Do」→「See」の繰り返しです。
即ち、「何かを意図する」→「それに沿ったサイトを作成する」→「その結果を確認する」。そしてその結果が意図した通りでなければ原因を究明して求める結果となるようにまた繰り返す。
この繰り返しを可能とするのは、即時性と共に自分で行うことで費用を掛けないで行うことができるからです。これが中小企業がサイトを利用する大きな理由なのだろうと思います。手間は掛かるかも知れませんけれどもノウハウを社内に蓄積すると言う点でも、できるだけご自身の手を使っていろいろと試してみてはいかがでしょうか?

拙事務所の主業務は法人の決算や確定申告を含めた税務ですけれども、インターネットも含めたコンピュータの効果的な利用法や環境設定など広い意味での会社経営のお手伝いもさせていただいております。
そのためにも私自身はいろいろなOSやアプリケーションソフト、周辺機器なども実際に使って試しておりますし、気が付いたことなどはこれからも随時このサイトにまとめていくつもりでおります。
そういえばもう来週火曜日にはWINDOWSの新しいOS「VISTA」が発売になります。かなりのハイスペックであり、単にメールやブラウズする程度ならば「XP」でも充分との話も聞こえてきていますが、世の流れとしてはどうなるのでしょう?そもそもVISTAだけでも4つも種類があるようですので、その中からどれが自分にとって一番合ったものかを決めるのも難しそうです。
主力機がまだ「2000」でありそういう点では保守的な私は、これまでの実績からも当初はいろいろな不具合もあるだろうと思いますので、しばらく傍観者でいるつもりです。

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