愛しのクーバ・ハマりのメヒコ 13日目
今日は、メキシコシティ観光2日目。\\(;^◇^;)//
朝起きてホテル近くの屋台で腹こなしを終えるとそのままに、メトロを
乗り継いで CHAPULTEPEC 公園へ。広い、広い、とにかく広い。そして、
平日の朝だというのに、凄い人。それも、家族連れが多いみたいだった。
大きな池や動物園、それに博物館などがあるので、さながら上野公園。
ただひとつ違うのは、丘の上にまさにそびえるという感じの城。17世紀
から建て始められたものらしいが、その豪華さは凄い!!
と、完全におノボリさん状態のままに、お目当ての人類博物館へと向った。
ここへたどり着くのも結構歩いたならば、この博物館自体も超デカイ。
入口を抜けると、中央に大きな噴水がある、コの字型をした総2階建て。
人はまばら、と言うよりも、建物が大きくて人がいないように見えるだけ。
とにかく大きいのだが、眺めていても始まらないので、とにかく歩き始める
ことにした。説明のスペイン語は勿論全然わからないのだが、昨日行ってきた
ティオティワカンなど何も予備知識が無く、見ているだけでもすげぇ〜と
うなってしまうような展示も多く、本人は軽くひと周りしてきただけの
つもりだったが、既に遥かに昼を過ぎていた。
まだ見学していたい気もしたが、またすぐに来る機会があるだろうと思い、
いや単に空腹に負けただけかも知れないが、^^ゞ 今日の見学がおしまいと
して、次なる目的地 ZONA ROSA へと向ったのだった。この街は、全然メキ
シコにいるという感じがしない。まるで、東京かニューヨークでも歩いて
いるみたいな感じで、何となく落ちつかない気がしたので、そのまま通過
してソカロ方面へと歩いてみることにした。途中の屋台で匂いに誘われる
たびに、何かを買っては食べながら歩いていたので、1時間ぐらい歩いたの
だろうが、満腹だった。 \\(;^◇^;)//
シウダデラ公園、楽器屋街などをうろついて、買い出し品の下見などをし
つつ、結局ソカロの近くまで歩いて帰ってきてしまった時には、もう夕方と
言える時間だった。昨日買った割箸を取りにホテルへと戻り、既に混雑し
始めたメトロで、南下して待合せの場所の TASQUEN~A の駅に着いたのは、
約束の7時ちょっと前だった。ここには、南方面へのバスターミナルがある
ので、凄い人だ。それに、メトロも立て続けに到着して、まるでラッシュの
新宿駅の様だった。こんなところで、うまく待合せが出来るのだろうかと
不安になっていた時に、ホルヘ達の姿が見えた。で、でも、A嬢はまだ...
7時を結構過ぎた頃に、遠くの上の方からデカイ声がしたので、振り返ると
彼女がいた。おぉぉ、久しぶり!! 何だか、今日はエラク決めてるなぁ。
とは思ったが、相変わらず「言葉の壁」が... ;_; それでも、何とか、
お互いを紹介し合って、カルロス家にへと向うことにした。
パーティじゃ。初めは、子供達とママで、コーラとポップコーンを飲み食い
しながら語らっていた。そこで昨日一生懸命に探して手に入れた「割箸」を
登場させて、まずは使い方の説明などをしつつも、最後にはポップコーンの
出来損ないのつまみ合い大会となってしばらく盛り上がってしまった。
とこんなことをしているうちに、カルロス家のパパが御帰宅。再会を喜び
あっているところへ、もう一人のパパが到着。仕事から自分の家ではなくて、
こちらに直行したとのこと。などと話していたら、もう一人のママが小さい
弟を連れて到着。この辺りのタイミングはさすがに夫婦だなどと妙に納得
してしまった。まさに示し合せていたかのようであった。
パパ達が帰宅&到着してからしらばくは、先日と同様にテキーラを取り出して
きての語らいとなり、いきなり大人のムードっぽくなった。さらには、何故か
「澤の鶴」が登場。「まだ飲めるか?」と聞くいぶかしげなパパ達。聞いて
みたらこれをもらって最初に飲んだのはもう2、3年も前だったらしい。
試しに匂いをかいでみるとちょっと酸っぱいような気がする。それでも勇気を
振り絞ってひと口飲んでみたが、ぎょえぇ〜〜! \\(;^酢^;)//
実はすでに待合せの頃から腹が減っていたのだが、ようやく食事となった
のは、すでに9時だった。総勢11名分の食事となるとさすがにその食器を
並べるだけでも結構大騒ぎものだった。メニューは、サラダ、肉料理、スープ
とトルティージャ。狼のごとく飢えていた私は食べに食べたが他の人達は余り
食べていた様子は無い。そう、こちらでは昼食が1日の主な食事のようで、
夕飯は日本人にとっては遅いと思われる時間に、軽目に食べるのであった。
(この頃の私はまだ食生活は日本人していたのだが、その後帰国までの間に
すっかり対応してしまい、帰国後も昼食を重目に取ることが多くなった。)
食後は、またテキーラを飲んでいた時に、カルロスパパが1枚のCDを取り
出してきて聞かせてくれた。1曲目はマリアッチとわかる曲だった。聞けば、
メキシコの曲をオムニバスにしたCDとのことだ。確かにCDのジャケット
には、 Clasicas Mexicanas と書いてある。でも、中には通常歌詞カードで
あるはずのものが、何故か薬の「飲み方」や「効き目」などが書いてある。
そういえば彼の職業は、 medical doctor だったっけ。などと推理している
と、「これはプレゼントだよ」とのことだったので、ありがたくもらって
しまった。(タダならば何でももらってしまう意地汚いヤツだった。(^_^;))
A嬢が時間を気にして、どこかへ電話をかけた時、すでに11時過ぎていた。
メトロの終電も近くなってきたし、先日の「恐いよっぱらい運転」も頭を
よぎったので、お開きとすることにした。幸いなことに今日は飲んでいない
カルロスJrが、愛車の黄色いフォルクスワーゲンで途中まで送ってくれる
ことになった。ほっとひと安心。途中のメトロの駅で降ろしてもらい、ホント
に終電間際のメトロでホテルへとたどり着いたのは今日も12時を過ぎていた。
13日目おしまい |